2017年01月07日

教員養成科に進学する意味とは?




教員養成科学科長の大内です。


養成科の最終学年である年生は、目下、進路について真剣に考えています。

入学当時は臨床を究めることを目的に本校の門を叩いて来る方が多いのですが、年生のこの時期になると、「非常勤講師のように教育に少しは関わりたい」というように考え方が変わってくる学生もいます。

今まで実践してきたものが自信となって気持ちに変化が生じるのでしょう。


現在、2年生は臨床や研究を中心に精力的に活動しています。


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もちろん、教員になる人もいるので、教育実習で伝える力もしっかり育成します。

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教員資格は2年間の研究・実習に向けた努力の結果ついてくるものであって、教員になることだけが養成科進学の目的ではないと考えます。

探究心を養い、真に患者さんの役に立つ医療を求め、そのために有効な人的ネットワークを構築していくこと、それも養成科での2年間で皆さんが体験・吸収できる重要な側面です。


治療家としてトップラインを目指すためにも、教員養成科は存在するのです。





次回の養成科入試は311()です。

さぁ、あなたもチャレンジしてみませんか?




なお、以下の日時で 養成科の個別説明(相談)会を実施いたします。

121(9001200

 ※ 事前にご希望日・時間帯をお知らせください


特に各校3年生の皆さんにとっては、国試受験が気になる時期だと思います。

だからこそ、この時期にこのチャンスを活かしてください。受験や将来への不安や悩み、国試後に待つ進学や就職への希望の話と一緒に聞かせてもらえませんか? 


私たちもあなたと一緒に考えたいと思います。

上記日程以外にもご希望に応じますので、気になったら本校教員養成科あてにお気軽にご連絡ください。


心からお待ちしています!




posted by 教員養成科教員 at 18:00| Comment(0) | 日記

2016年11月25日

知識と技術のバランス

 先日、不妊治療を専門に行っているアキュラ鍼灸院院長 徐 大兼 先生を昨年に引き続きお招きし、講義、実習を行っていただきました。


 講義では、不妊治療における西洋医学の知識と連携の必要性を説いており、しっかりとした知識を持って治療に臨まないと妊娠するという限られた時間の中で機を逸してしまうことを実例をあげて説明されていました。それに伴い、実際に行う検査を細かく説明され不妊治療の特異性を改めて感じられました。


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実技では、治療院で行っている治療法を事細かに説明され、EBMに沿った形での治療を行っているとの事でした。また、鍼灸だけでなく、物理療法機器であるレーザーを用いた治療も紹介いただき、導入前以上の治療効果をあげているとの事でした。


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最後にYNSA(山元式新頭鍼療法)の実演ということで学生に対して治療を行っていただき、長年の悩みであった首の痛みが取り除かれ、治療法の実用性の高さを実感することができました。


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学生達も治療家として、自分の治療が人を不幸にすることは絶対に避けなくてはならないというのは分かっていると思います。これは技術的なことだけでなく、知識的な部分も大きく関わってくるというのをこの講義で改めて実感できたはずです。

今後は最新の技術だけでなく知識を身に付けうまく融合できるような治療家を育っていってもらいたいものです。

posted by 教員養成科教員 at 17:33| Comment(0) | 日記

2016年10月13日

経絡系統治療システム(VAMFIT)の講義

日本鍼灸理療専門学校の教務部長の木戸正雄先生が特別に講義をしてくださいました。

主な内容は、経絡系統治療システム(VAMFIT)と天・地・人治療で、先生が長年に渡って臨床を積まれたうえで出来上がった治療法であります。中国古典の素問・霊枢を礎に成り立っている治療法で画期的なものであり、学生も興味津々で拝見、拝聴していました。



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日本独自の治療システムである経絡治療の治療家が重要視してきた脈診。

とかく主観的要素が強いと思われがちな脈診を客観的に分析し、解り易く丁寧に教えて頂きました。脈診をとるときの姿勢、指の当て方、これらの重要性について研究データを示しながらの講義は実に説得力のあるものでした。脈診を習得する本についても上梓されておりますので脈診を苦手とされる方はお読みになってはいかがしょうか。



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実際に脈診をし、的確な経穴を刺激すれば微細な刺激でも身体に大きな変化をもたらすことを学生は身を持って体験しました。逆に言えば、刺激する経穴の選択を間違えると、症状を悪化させることにも繋がり、これも実例を交えながら教えて頂きました。選穴がいかに重要であるかを再認識するのにとても良い機会を頂きました。



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学生の症状をモデルにして実習です。

脈診や脚長差を含めた身体観察、さらにVAMFITの要である頸部の診断穴(頸入穴)より治療経絡を判断し、下肢に必要最小限の経穴に鍼刺激を行います。刺激後、検脈及び症状についての確認を行い治療終了です。治療時間はほんのわずかにもかかわらず症状軽減、消失し、微小な刺激を的確な経穴に行うことで症状消失が図れる先生の鍼治療の腕の凄さに脱帽です。



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脈診の研究で今年実施された全日本鍼灸学会で発表された先輩の2期生の水上先生も助手でかけつけてくれて、ひとりひとり丁寧にご指導頂きとても頼もしい限りです。

木戸先生、水上先生どうも有難うございました!

VAMFITはご著書もあるので読まれることをお薦めします。



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posted by 教員養成科教員 at 09:47| Comment(0) | 日記