みなさん、こんにちは!教員養成科の大内です。
先日、教員養成科の臨床実習で「健康相談会」のイベントを実施しました。
本校では、以前から八丁堀地域の方々の健康維持・増進を目的に、医療科学生によるあん摩の施療奉仕を実施してきました。
施療奉仕のあん摩を受けに来られた多くの方々が、今回「健康相談会」に足を運んでくださいました。
国家資格を保有している臨床専攻生は、プライドにかけて一生懸命、患者様の訴えに耳を傾けていました。
患者様の身体に関する悩みや不安は各人各様。
「肩こりがひどくてつらい」
「精神的ストレスが多くて身体がしんどい」
「気分がすぐれない」
「冷え症がつらい」
・・・・など悩みはつきません。
鍼灸やマッサージ治療院には様々な不定愁訴を抱えてくる患者様が来られます。これらに対処するには、問診力、つまり「聞きだす力」が大切になってきます。
患者様のお話をよく聞いていると、臨床上、多くのヒントがあることに気づかされます。
病院にいってもなかなか原因がみあたらず、治らないといったご相談もあります。
そんな時に、鍼灸やマッサージの治療院にご来院するケースも多いです。
また、患者様が鍼灸など東洋医学のことをよくご理解されていないこともあります。
鍼灸マッサージの良さをしっかりと正確に伝えていかないことには、現在の低い受療率は上がっていきません。
これを打破するには、鍼灸マッサージの良いところをどんどん外に発信していく必要があります。患者様の訴えに真剣に向き合うこと、その中で鍼灸マッサージの良さを感じていただくことで、安心して鍼灸治療院に通院してくださる方々を増やしていきたいと思います。
鍼灸は怖い・・・とイメージしている方々には、優しい刺激のてい鍼とソフトな温灸を。
丁寧にアドバイスできているか教員が監督。
学生は日々、臨床実習に取り組んでいるとき、問診の重要性に気づいていると思います。今回のイベントでの試みは、問診の良いトレーニングになったと思います。
大変好評なイベントであったので、また次回も機会を設けようと予定しています。
教員養成科(臨床専攻生)の学生・教員一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
教員養成科(臨床専攻生)、の臨床実習体験・見学は随時受付けしております。
少しでもご興味がございましたらお気軽にお問合せ下さい。
電話 03-3551-5751 教員養成科担当
臨床専攻課程
2次募集日程:平成30年12月22日