2018年03月12日

第10期生 卒論発表会

先日、教員養成科二年間の集大成でもある卒業論文の発表会が開催されました。

研究テーマは、本年も臨床に関する内容、古典などの文献調査、教育に関するアンケート調査、日本医科大学での基礎研究など多岐に渡りました。今年度は教員養成科でも特別講義を担当して頂いている法政大学の泉教授のご指導のもと、スポーツ分野の鍼灸に関する研究も実現することができました。


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卒業研究は来年度から教員養成課程の二年目(後期課程)で実施されます。

興味や疑問を抱いたテーマに一年間かけて取り組むことで、その道において他者に負けない知識を身に着けることができます。

研究と臨床は表裏一体。卒論研究の成果を武器に、臨床力アップに繋げた卒業生も多くいます^^!


以下、今年度に実施された研究テーマです。


@ 肩こりに対して手技療法と呼吸法の併用による効果について

―吉田流あん摩術を用いての検討―

A ラットXORの大腸菌発現系の構築

B 手技療法の併用による治療効果の検討

―吉田流あん摩術とストレッチの併用―

C あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師養成施設の学生に対する

医療接遇の認識調査

D 古典による勃起障害

E ラット脳における血中レプチン投与応答性ニューロンの同定

F 主動作筋への円皮鍼刺激が拮抗筋筋出力へ及ぼす影響

G 施術着の色が患者に与える心理的、生理的効果について

H 足底部刺激が循環調節へ及ぼす影響の評価・第二報

I マウス網膜における高親和性コリントランスポーター局在の生後変化

―免疫組織化学染色による検討―

J あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師教員養成施設の卒業後の

就労実態調査


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教員養成科では3月末日まで随時、追加募集を実施致します。入学試験の日時は応相談となります。


ご入学ご希望の方は、以下までお問合せください。

п@03-3551-5751 教員養成科教務担当





posted by 教員養成科教員 at 13:08| Comment(0) | 日記

2018年02月22日

先輩から後輩へ(臨床引き継ぎ)


教員養成科の大内です。


寒い日が続きますね。

卒業式や国家試験を間近に控えている3年生の皆さん、インフルエンザが流行っていますので、抵抗力をしっかりつけて体調管理にお気をつけてください。


教員養成科2年生も卒業間近となり、臨床実習において、後輩へ患者様の引き継ぎが行われました。今までの臨床の集大成を発揮する絶好の機会です。


引き継ぎには、病態把握、治療法、予後推測、生活指導など臨床の総合力が問われます。しっかりと患者様について理解できていなければ、後輩への指導はできません。

逆に後輩へ根拠をもって解り易く伝えることができたなら、教員の卵として成長した証です。

v(^^)v


来年度より、後期の教員養成課程では臨床指導がカリキュラムに導入されます。

臨床力を向上させることで、臨床指導ができるようになるのです。



患者様とのコミュニケーションについて詳細に症例を交えながら指導。

実習長を中心にミーティング、身だしなみ等のチェックもしっかり行います。


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カルテ引き継ぎ指導


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細かい患者対応から注意事項までしっかりと個別指導

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臨床に入る自分に不安を感じている人もいるかもしれません。でも大丈夫!最初は、頼もしい先輩と一緒に患者様を診ていきます。

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電話対応、会計など、治療院運営に関わる内容を学ぶことも大事なポイント!

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先輩の後輩への引き継ぎ指導を経たのち、実際に学生さんが治療院を運営するようなかたちで患者様を診ていくことになります。


今年も、実習長を中心によく治療院を運営してくれいました。あっぱれ!^^!

クラスメイトから労いの花束贈呈。いい笑顔です。本当におつかれさまでした!
皆さんの卒後の活躍、学科長としても、施術者としても、本当に楽しみです。

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教員養成課程の学生は、教員資格取得の目的のほか、臨床の総合力の向上を目指して入学してきます。

国家資格取得後の進路に悩んでいらっしゃる皆さん、一緒に臨床力アップをしていきましょう!


次回の臨床専攻課程の入学試験は310()

お問合せは、03-3551-5751

鍼灸マッサージ教員養成科担当までお気軽に!

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posted by 教員養成科教員 at 11:13| Comment(0) | 日記

2018年01月10日

指圧療法の有用性



本日、指圧療法の原点でもある「浪越指圧」の特別講義を開催しました。


講師は、教員養成科OB浪越雄二先生大木慎平先生


まず、浪越雄二先生から浪越指圧の沿革および基本事項についてご講義頂きました。

今までの3年課程で学んできた「あマ指理論」の教科書にない内容が盛りだくさん!

指圧の原点に触れることができ、学生も大変興味を持って講義を傾聴していました。


国際的に認知されている指圧療法の火付け役は、紛れもなく指圧界の大御所、浪越徳冶郎先生です。徳冶郎先生の薫陶を受け、長年に渡り臨床実績を積まれてこられた雄二先生の話は力強く、説得力がありました。



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鍼灸の受療率が低迷しているなか、どのようにして東洋医学の素晴らしさを啓蒙していくか、鍼灸師には大いに考えさせられる内容でした。



大木慎平先生からは、指圧療法の研究に関する内容についてご講義頂きました。
大木先生は在学の卒業研究のテーマとして座位指圧が心理学的・生理学的に及ぼす影響について取り組まれました。

自身が行ってきた研究内容にも触れながら、研究の面白さについて解りやすい解説付きでお話くださいました。


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指圧療法は鍼灸療法と比較して研究実績が乏しいため、今後、EBMが叫ばれるようになった時代背景より研究を進めていく必要があることについて説かれていました。

卒業研究に取り組む学生にとっては、これからの研究テーマのヒントが多く散りばめられた内容の講義でした。


続く実技指導では、仰臥位における腹部の基本圧法についてご指導頂きました。

臨床に直接応用できる技術であり、指圧の奥深さを学生は身をもって体感することができたに違いありません。


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手技療法にはさまざまなものがあります。本校の吉田流あん摩術もそのひとつです。同じ手技の刺激でも、刺激の種類の違いにより生体に及ぼす反応が異なる可能性があります。これらをテーマとした研究は臨床と直結する内容でもあるので、今後ますます推進していかなくてはなりません。



教員養成科では、鍼灸・手技療法のほか、様々な物理療法が生体に及ぼす影響について学びながら幅広い見識を身に着けていきます。このプロセスを踏むことで、臨床応用力がつき、患者さんへの柔軟な対応力を身に着けることができるのです。





posted by 教員養成科教員 at 16:43| Comment(0) | 日記