こんにちは。暑い日が続きますがいかがお過ごしですか。
本日、教員養成科では10期生(2年生)の卒業研究中間発表会を行ないました。
各自で取り組みたいテーマを1年間かけて行う卒業研究。学内でのあはきに関する研究や大学医学部での基礎研究など研究テーマは多岐に渡ります。皆さん、今までの成果についてまとめて、しっかりプレゼンしてくれました。
10期生が現在、取り組んでいる研究テーマは以下の通り。
@ 肩こりに対する手技療法と呼吸法の併用に
よる身体へ及ぼす影響
‐吉田流あん摩術を用いての検討‐
A ラットXORの大腸菌発現系の構築
B IDストレッチと吉田流按摩術との併用に
おける筋硬度、柔軟性の変化について
C あはき師を目指す学生の医療接遇に
関する認識の実態調査
D 医療古典における勃起障害(ED)の概念と
治療
E ラット脳における血中レプチン投与
応答性ニューロンの同定
F 主動作筋の円皮鍼刺激により拮抗筋の
筋出力は向上するか?
G 施術着の色の違いが患者に及ぼす心理的、
生理的影響について
H 足底部刺激が循環調節へ及ぼす影響
I マウス網膜における高親和性コリン
トランスポーター局在の生後変化
J 古典における非特異的腰痛と情志との
関連性について
K 東京医療福祉専門学校における、
あん摩マッサージ指圧師・はり師・
きゅう師の教員養成施設卒業後の
就労実態調査
研究テーマを決定し、研究デザインを描き、計画を練り、仮説通りに結果が出るか検証する。この一連のプロセスを行うことで、思考力、応用力が養われ、今後、臨床・教育に進むための自信が培われていきます。
臨床と研究は表裏一体。日頃、臨床で抱いている疑問など研究テーマは身近に転がっています。
養成科学生の斯界発展に繋がる研究成果が楽しみです!